安全・安心なソフトウェアの提供を維持するためには社員全員の力が必要となります。社員一人ひとりが確かな技術、正しい価値観を持ち、自分で考え、自立して行動する必要があります。弊社では新人研修の他にも以下の人材育成に取り組んでいます。

技術研修会(全社員参加)

年4回、全社員参加の技術研修会を開催しています。元々は会議室に集合して研修していましたが、コロナ禍以降はWeb会議で開催しています。
新しく得た技術を全社員に共有、教育することで組織的に技術力アップすることができます。クラウド、通信制御などの新しく習得したシステムアーキテクチャースキルはもちろん、相手に伝わる設計資料の書き方、Web会議でのテクニック等、仕事に関連するあらゆる技術を高める活動をしています。

技術者倫理教育

技術研修会において、技術者倫理教育を実施しています。課題に直面した際、技術者としての動くべき姿、倫理観を全社員で統一することが目的です。
例えば、開発中に既存ソフト不具合を見つけたときには、勝手に修正するのではなくまずはお客様に報告した後、問題、対策内容、影響範囲、スケジュールを整合してから対応します。毎回、違う例題でグループディスカッションを行い、組織としての倫理観を高めています。一人ひとりが技術者として正しい倫理観を持ち、振り返り、アップデートしていくことが高品質のソフトウェア開発に繋がります。

なぜなぜ分析

安全・安心なソフトウェアの提供に最も重要なのは品質に対する意識です。一人ひとりが品質に妥協せず、当たり前のことを当たり前にする。
弊社では、リリース後に不具合が発生した際、なぜその不具合が発生したのか根本となる原因を深堀し再発防止策を導き出す、『なぜなぜ分析』を行っています。大事なのは全件分析することが目的ではなく、次回、確実に不具合を再発させない仕組みを検討し、再発させない事です。

外部セミナー、シンポジウム参加の推進

外部セミナー、シンポジウム参加の推進をしています。どうしても仕事のことばかり考えていると、視野が狭くなりがちです。他分野での技術や考え方を学ぶことで広い視野で物事を見る事ができるようになります。

ETロボコン

ETロボコンはエンジニアの人財育成と技術教育の機会を提供することを目的としたロボットコンテストです。提供される共通のロボットに、 自作したソフトウェアを搭載し、走行タイム、障害物突破等走行機能を競います。ロボットの走行性能だけでなく、設計方針、構造設計資料も審査対象となります。弊社では、若手社員育成のコンテンツとして考えています。

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